Diary

楽しい!?


「夏まつり」や「おじいちゃん・おばあちゃんありがとうの会」が終わりホッとする間も無く、今年も「親子で遊ぼう会」が近づいてきました。先生たちは「遊ぼう会」に向けて子どもたちと話し合いを始めています。昨年はプログラムの途中から降り出した雨によってプログラムを減らすことを余儀なくされてしまい、また、そんな雨によって使えなくなってしまった手作りの万国旗(染め紙の旗)を作り直さなければならなくなってしまいました。そこで、保育の中で子どもたちと染め紙をして作り直す事になっていたようですが、お迎えにいらした保護者の方々にも染め紙を楽しんでいただき旗作りのお手伝いをしてもらう事を先生たちに提案してみました。興味を持った方々に染め紙を楽しんでいただき、それが旗となり遊ぼう会の時、頭上ではためき雰囲気を盛り上げるとなれば、これまでの遊ぼう会とは違った思いが生まれ、いい思い出になると思うのです。そんな思いが伝わったのか、昨日より今日といった具合に少しずつ旗作りのお手伝いをしてくださる方が増えてきました。もしかすると子どもたちと保育の中で取り組んだ方があっという間に完成するのかもしれませんが、少しでも多くの方に染め紙・旗作りを楽しんでいただける事を願ってます。
 さて、今朝のことです。職員室や0歳児クラスのバルコニーの方から子どもたちの楽しげで賑やかな声が響いてきました。一体誰が何をしているのか気になりバルコニーに出て確認してみました。すると4歳児H組の子どもたち数人が砂場で使うお皿に入れた水を薬に見立て、小枝や石を注射器にするなどして「病院ごっこ」を楽しんでいるのです。そこで紙コップや空になったペットボトルなどを使って聴診器や点滴を作ってあげると急に患者が増え、診察と点滴を待つ患者さんの列ができました。こんな即席の小道具でも子どもたちの病院ごっこの道具には十分だったようで、誕生会にいらしてくださったH組のIちゃんのお母さんにも女医さんになっていただくなどして過ごしました。それは給食の後や夕方の外遊びの時まで続き、H組のRちゃんに至っては降園の際「園長先生、今日点滴とか作ってくれてありがとう」と挨拶をして帰って行きました。一方、夕方、バルコニーで病院ごっこをしている子どもたちの姿を見たT先生が「なんだ、野戦病院できたんだ!?」と一言呟いたのですが、それがなんともT先生らしく、また言われてみれば言い得て妙でおかしくなりました。この病院、明日も朝から行列ができること間違い無いでしょう!!そうなれば、僕もヤブ医者として働かなければならないかもしれません・・・。
2017年09月20日(水) No.2147 (園長日記)

No. PASS