Diary

大泣きと大笑い


今朝、北朝鮮がミサイルを発射したことによってまたしても聞きたくないJアラートの音が響きました。幸いにも電車が大河原駅に到着しホームから改札口に向かっている時だったため、途中で電車が止まることなく僕はいつものように出勤することができましたが、乗ってきた電車や仙台方面に向かう電車は安全確認のためホームに止まったままだったので、通勤通学の方々は大変だったことでしょう。今回も日本上空を通過し太平洋に落下したようですが、Jアラートの指示のように安全なところに避難などできないので空を見上げながら保育園に向かいました。その間、もし近くに落ちたとなると保育はもちろん、子どもたちも、祖父母の方々も楽しみにしていた「おじいちゃん・おばあちゃんありがとうの会」は当然できなくなってしまうのでそうならないように先生たちも祖父母の方々も願ったことでしょう。ミサイルが太平洋に落下し安全が確認されたこともあり予定通り行事を行うことができ、ご参加くださった大勢の祖父母の方々はわずかな時間でしたが、お孫さんとのひとときを過ごしていただきました。全園児が集まり礼拝を守った後、先生たちによるトーンチャイムの演奏をお聞きいただきうっとりとしてもらったのですが、その中で我が園の大俳優T先生と一緒にタヌキやキノコになって踊ったのですが、昨日一昨日のリハーサルの時とは打って変わり顔中に胴乱を塗りやる気満々!ところがその姿は某国の工作員かのよう。そんな容姿に驚いた1歳児S組のHちゃんはコアラのように担任に抱きつき号泣し始めました。そんなHちゃんの大泣きする様子とT先生の姿を見ておじいちゃん・おばあちゃんは大笑い!そんなおじいちゃん・おばあちゃんの中から数人の方にもキノコになって踊ってもらい場が盛り上がりましたが、ホールの集まりでの主役はおじいちゃん・おばあちゃんでもT先生でのなくHちゃんだったような気がします。ホールでの集まり後、各クラスで過ごしていただきましたが子どもたちも祖父母の方々も楽しく過ごしていただけたことと思います。小学校では「敬老会」といった行事はないでしょうから5歳児にとっては人生で最後の敬老会だったのかもしれません。ご自分のお孫さんだけでなく子どもたちを見てニコニコ笑って過ごしているおじいちゃん・おばあちゃんの姿から子どもたちとどう接するべきか僕も保育者としてたくさんのことを改めて学ばせていただいた気がします。ご参加くださったおじいちゃん・おばあちゃんありがとうございました。

※昨日、柴田農林高等学校の学生さんたちと交流をしながら畑の畝たてなどをしましたが、その様子が今日の河北新報の記事になっていました。取材に来てくださった記者(K君のお父さん)によると一週間後くらいに掲載されるかもと伺っていたので、翌日に掲載されたことにビックリしました。それは僕だけでなく取材をしてくださったK君のお父さんもが驚いていました。
2017年09月15日(金) No.2145 (園長日記)

No. PASS