Diary

敬老の日を前に


来週月曜日の「敬老の日」を前に、保育園では明後日、15日金曜日に祖父母の方々にいらしていただき「おじいちゃんおばあちゃんありがとうの会」を行います。この日もこれまでの行事同様、各クラス子どもたちと先生たちができる限り話し合いを行い、いかに楽しく過ごしてもらえるか、どんな姿をご覧いただくか一生懸命に準備を進めてきています。また、いらしていただくことのできないおじいちゃん・おばあちゃんにも子どもたちの思いを伝えるべく「切手が貼られた紙を飲み込んでしまう、赤くて四角い〠郵○ポ○ト」まで散歩に出かけていました。僕は5歳児の子どもたちをバスに乗せ、〠郵○局を経由し、野菜の苗を購入するためホームセンターに出かけました。ところが、野菜の苗の他に、僕は来月の「親子で遊ぼうかい(運動会)」の時に飾る旗(万国旗)を作り直すための材料(障子紙とタコ糸)を購入しなければならないことを告げると、それまで興味深く苗を見ていた子どもたちが「じゃあ僕たちも一緒に行く」と言って半数以上の子どもたちが店内についてくることになりそうに・・・。ところが担任のM先生たちが適切な言葉がけをしてくれたお陰で10名程度の子どもたちと一緒に店内に入りカートを押してもらって商品を探し、商品を見つけると必要な数を告げ子どもたちが数を数えてカートに入れレジに向かいました。すると、支払いになった時、突然N組のH君が「ねえ、園長先生、僕お金受け取るの上手だから手伝ってあげる?!」と聞いてきたのです。そこで「そうなんだ!でも園長先生も上手だから今日は大丈夫!今度お願いするね!」と返事をすると「ふ〜ん、じゃあ頑張ってね!」と励まされました。このやり取りがレジのレディたちに聞こえないはずはなく二人で顔を見合わせ「みんな可愛いね」とか「先生は大変だね」と小さな声で話していました。それにしても、僕と一緒に障子紙とタコ糸を探すより、担任の先生やクラスの友達と一緒に苗や種を探す方が楽しいと思うのですが、敬老の日が近いこともあり園長を心配し(介護するために)ついてきてくれたのかもしれません。
 さて、今日購入してきた苗や種は明日、柴田農林高等学校の先生と生徒さんに保育園にきてもらい、日々の勉強の力を発揮してもらい畝づくりやマルチ張りを手伝ってもらい苗や種を植える(蒔く)予定です。こんな風に地域の方が保育園のために力を貸してくださることに喜びと感謝を感じ、「早く明日・明後日になって欲しいなあ」そんなことを思う夕方です。
2017年09月13日(水) No.2143 (園長日記)

No. PASS