Diary

祈りの日


今日は2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」から16年、鬼怒川等の堤防が決壊し、大きな被害が出た「関東・東北豪雨」から2年、そして、「東日本大震災」から6年半を迎えました。県内の沿岸部ヶ浜町菖蒲田地区の海岸では塩釜警察署の若手署員16名によって行方不明者や遺留品の捜索が行われ、黙とうの後、レーキを使うなどして手がかりを探したそうです。河北新報夕刊によると、塩釜警察署署長は「時間の経過と復旧工事で捜索は困難になってきているが、震災の教訓や記憶を風化させないためにも続けたい」と訓示したとのことですが、今後もこのような活動は続いて行くことでしょう。一方、ハリケーン被害や北朝鮮によるミサイル問題があるのか、日本との時差があるせいか、アメリカ同時多発テロ事件についてはあまり触れられていません。しかし、多くの死者、行方不明者、負傷者を出し、世界を震撼とさせ、その後、テロ防止のため飛行機に乗るためのセキュリティが厳しくなるなど大きな影響を与えた事件を忘れるはずはなく、今朝、朝の打ち合わせの担当だった2歳児H組のE先生もテロ事件のことを覚え祈ってくれましたし、子どもたちの年齢ごとの礼拝の時にも4歳児A組のM先生が同じように祈ってくれました。そう考えると、当事者であるアメリカの方々は事故現場となったグランドゼロなどで多くの方々が祈りを献げていることでしょう。先日北朝鮮が行った核実験の規模は、広島に投下された原爆の10倍もの規模だといいます。現代においてそのような爆弾が使われるような愚かなことが起きないように願わずにはいられません。
2017年09月11日(月) No.2141 (園長日記)

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