Diary

今日じゃなきゃダメ!?


昨日の日記に書いたように、今日は4歳児の子どもたちをバスに乗せて「とんとんの丘」へ「カピバラ」を見に行く予定日でした。昨日の天気予報とは違い朝は雨も降っていなかったこともありレインコートを着ることなく見学できると思っていたものの、出発1時間前頃になって急に雨が降り出しました。事前に少々の雨の場合出かけることを周知していたのでレインコートや長靴の準備が万端ということもあり子どもたちは出かける気満々!しかし、明日はお天気との予報が出ているのでA組・H組の子どもたちが出発前の集まりをしているところへ出かけ、意思を確認すべく「ねえ、雨降ってるけど本当に今日でいいの?明日はお天気のようだし、園長先生は明日もバス運転できるよ!」「餌は冷蔵庫に入れておけばいいし」と念のため尋ねたのですがどちらのクラスも「今日行く!」「いいの!」と全員の子どもたちがそう答えるのです。100%の意見であれば雨が強まっても出かけないわけにはいきません。そこですぐに始業点検をし出発に備え、予定通り出かけたのですが、どちらのクラスの子どもたちも未だ見ぬカピバラ見たさに大喜びでバスに乗り込んでくれました。あいにく僕は子どもたちをピストン輸送しなければならず、子どもたちが餌をあげる姿をじっくり見ることはできませんでしたが、F君念願のカピバラを僕も見ることができました。鳴くことも威嚇する様子もなくのんびり池(お風呂?)につかる姿は疲れを癒すおじさんのようであり、どことなく誰かさんに似ているような気がしてなりませんでした・・・。そんなカピバラのいるとんとんの丘にはドングリが落ち始めていました。今度はお天気のいい時にどんぐり拾いをしに別なクラスの子どもたちも連れて来てあげたいと思いました。
 さて、今日お休みだった5歳児M組のM先生の代わりにクラスに入ったK先生と子どもたちが朝外遊びをしているとき園庭の小さな木に誕生日が同じと想像できるたくさんの虫(同じ種類の)が止まっているのを見つけ「うわ〜動いてる!」「いっぱいいる」と大騒ぎを始めました。そうかと思うと近くにいた僕に「園長先生これなんていう虫?」と尋ねてくるではありませんか。特別昆虫に詳しいわけではありませんが、その形から「カメムシ」であろうことは推測できたものの成虫になる前ということもあり自信がありませんでした。そこで、インターネットで検索すると、それは「キバラヘリカメムシ」という臭くない種類のカメムシだということが書かれていました。しかも、多くのカメムシのような独特な臭いではなく「青リンゴのような匂い」だというのです。とはいえ、喜んで触りたいという気にはなりませんが、本当に青リンゴの匂いがするかどうか一度確かめて見なければ・・・。
2017年09月07日(木) No.2139 (園長日記)

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