Diary

すごい感性


スーパー猛暑との予想とは反対に、梅雨明けが確定されず36日間も雨が降り続いた宮城県の今年の夏!保育園のプールでの水遊びも終了となったため、園庭に置かれていたプールはバラバラに解体され来年のプール開きまで園舎の陰に片づけられました。すると、プールが置いてあった平らなコンクリートの所は早速、子どもたちのレース場と変わり三輪車などの乗り物が所狭しと走り回っていました。ところが皮肉なもので今日は日焼けしそうな日差しが降り注ぎ日中の気温も上がりました。そんなこともあったからなのでしょう、朝、いつものように園庭で線量の計測をしていると、4歳児A組のS君がそんな日差しと暖かさを感じ取ったようで「ねえ、園長先生今日は晴れて春だね」と話しかけてきました。すると、僕の隣で話を聞いていたNちゃんが園庭の桜やけやきなどの木々を眺めながらS君に向かって「春はピンクだよ!今は緑でしょ。だから春じゃないよ」と話しかけました。突然そんなことを言われたSちゃんはポカ〜ンといった表情を見せていましたが、Nちゃんが季節を色で表すという感性に改めて「子どもってすごい」と感心させられました。しかし、今はまだ緑色の葉っぱたちも間もなく赤や黄色に色付き正門前や駐車場、園庭などに落ちてきて、子どもたちの遊びが発展することになることでしょう。
 さて、遊びが発展すると言えば念願だった、金曜日と昨日の日曜日の二日間で車掌車の屋根の修理が終わりました。あちこち腐食している部分があるだけでなく屋根にアールもあり、ベンチレーターの突起物があるため大変な作業だったようです。しかも両日とも晴天だったこともあり黒い屋根の上で作業する職人さんたちは汗だくになっていました。そんなご苦労のお陰で車内に雨が落ちてくることはなくなりました。今度は床を直し壁や天井のお色直しをし、明かりを灯せるようにして、暖を取れるようにしなったらクリスマスマーケットなどで活用したいなあと夢を膨らませています。さていつになることやら・・・。
2017年09月04日(月) No.2136 (園長日記)

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