Diary
空を見上げて
今日はキリスト教保育連盟東北部会の活動でS学院大学の先生たちと福島県会津地方、喜多方市と会津若松市の幼稚園を訪問に出かけるため、仙台市内の待ち合わせ場所まで車を走らせたのですが、ある交差点で空を見あげ、カメラを向けているおじさんがいるのです。一体何をしているのだろうと思い、ゆっくり走りながらおじさんがカメラを向けている空を見てみました。すると、そこには秋の到来を実感させる「うろこ雲」が青い空一面に広がっていたのです。思えば湿度がなくなり朝夕すっかり涼しくなり、夕方6時半には暗くなり始めるようになり夏と秋が入れ替わりつつあることを再確認させてもらうことになりました。
さて、一年ぶりに訪問させてもらった喜多方市の二つの幼稚園はどちらも歴史を感じさせる建物で保育をしていますが、そんな園舎の歴史を知っているような大きなケヤキやクリの木が空に向かって大きく育っています。子どもたちはその大きなクリの木から落ちてくるいがぐりから長靴をはいて栗拾いをするということですのですから早く落ちてくることを願いながら空を見上げていることでしょう。そんな見上げるのとは反対に、宿泊した会津若松の東山温泉は会津藩の悲劇を象徴する白虎隊で有名な飯盛山の近くにあり白虎隊の剣士たちが見た景色(当時見た景色とは違っているのは間違いありませんが)会津若松の街を一望(見下ろすこと)できることもあり、白虎隊剣士たちのことを考えさせられました。
2017年08月31日(木)
No.2134
(園長日記)
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