保育日記

無理

今朝、多くの方が北朝鮮がミサイルを発射したことを知らせるJアラートの音に緊張と不安、驚きを覚えたのではないでしょうか？その音は楽しさや明るさを感じることはなく、それどころか違和感が伝わってき東日本大震災を思い出し身構えてしまった方もいたことと思います。そして、緊急速報　政府からの発表「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい。」（総務省　消防庁）というの文面に、近くに頑丈な建物も地下もない方々は「そんなこと無理！！！！！」と思ったことでしょう。保育園は新しいとはいえ、爆弾に耐えるような作りにはなっていませんし、地下室などあるわけありません。今後ミサイルが発射され、同じような緊急速報が来るのであれば、それこそ保育園の山に防空壕を掘らなければならなくなるのではないでしょうか・・・。もし、ミサイルに核弾頭が搭載されていてそれが身近なところに着弾した場合、広島・長崎に落とされた核爆弾以上の被害が及ぶこと、また、核弾頭が搭載されていなくとも、東京電力福島第一原子力発電所や東北電力女川原子力発電所などを狙ってミサイルが発射され、破壊措置が失敗し原発が爆発でもしようものなら、子どもたちの楽園である保育園で誰も過ごすことができなくなることもあり得ると思うと恐怖と怒りを覚えました。今日は日本上空を通過し北海道東沖の太平洋に落下し航空機にも船舶にも被害はなかったことを単純に幸いと言っていいとは思いません。北朝鮮とアメリカの指導者が世界（地球）に大きな影響を与えるような争いを始めることがないように願うものです。

2017年08月29日（火） No.2132 (園長日記)

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