Diary

変化


今月26日に行われる「夏まつり」までまだ2週間以上時間がありますが、子どもたちはもちろん、保護者の方々も子どもたちと同じように当日を心待ちにしてもらえるようにとの願いを持って先生たちが準備を進めてくれていて、セミの抜け殻だけでなく階段の飾り棚などにディスプレイが施されるなど少しずつ変化が見えワクワク感が高まってきています。今朝、掃除をしながら先生たちが書いてくれている掲示板のクラスの様子を読んでいると「園長先生おはよ〜」と嬉しそうに走って登園してきた5歳児N組のK君がカレンダーに書かれている文字を一つずつ指差し「ねえ、園長先生ここになんて書いてあるの?」と聞いてきました。そこで「礼拝だよ」「身体測定だよ」と答えてあげたのですが、なんと、心待ちにしている肝心な「夏まつり」が書かれていないのです。するとそれに気づいたK君は「あれ、夏まつりはどこ?」と聞いてきたので「26日だよ」と返事をしたところ「な〜んだ、まだまだだ」とがっかりしていました。K君の期待感が当日まで続くことを願うとともに、僕も少しでも先生たちの力になれるように準備に関わっていきたいと思います。
 さて、昨日、広島に原子爆弾投下されてから72年を迎えました。広島の中心にある平和祈念公園では平和記念式典が行われ、多くの方々が祈りが献げました。NHKの夜の番組では原爆投下から72年経って分かってきた原爆死の真実について放送していましたが、一発の原子爆弾によって広島の町が一瞬にしてめちゃくちゃにされ、大切な家族を失い、人生が大きく変化させられてしまった方々が大勢いたこと、そして今なお苦しみや悲しみを抱えながら生きている方々が大勢いることを再認識させられました。昨日から始まった仙台七夕では毎年変わることなく「ノーモア ヒロシマ・ナガサキ」との願いを込めてたくさんの方々が折った折り鶴だけで作られた「平和七夕」が飾られていることと思いますが、そんな祈りが叶い、世の中が良い方向に変化していくように願うものです。
2017年08月07日(月) No.2120 (園長日記)

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