Diary

忖度!?


朝からお天気だった今日、多くのクラスがプールで気持ちよさそうに遊んでいる中、5歳児2クラスの子どもたちは以前から予定していた児童館へ交流に出かけました。小学校入学後お世話になる可能性があること、また少しでも小学校・児童館という未知なるところへの不安が軽減できるようにとの共通の願いから数年前から年に二度ほどお時間を作ってもらっています。今日は保育園から一番近い児童館へ出かけたのですが、迎え入れる側の児童館の先生方は、その児童館に通う可能性がある小学校へ就学する子どもたちだけが来るものだと思ってご準備してくださっていたようですが、保育園側が勘違いしてしまい5歳児全員が伺ったのでご迷惑をおかけし大混乱を招くことになってしまったようです。そんな状況でも対応して頂いたお陰で子どもたちは楽しく過ごせたようで喜んで帰ってきました。そんな子どもたちと対照的に担任たちは苦笑いしながら帰ってきましたが、以下のようなとても面白いことがあったことを知らせてくれました。それは、保育園に戻る前、児童館の先生が子どもたちに「何か聞きたいことありますか?」と質問の時間を作ってくださった時、質問ではなく「ありがとうございました」というお礼を言う子どもが多かったそうですが、先日のお泊まり保育の夜、寂しくなって「帰りたい」と涙を流したN組のA君が「と〜っても楽しかったです。今度は第一光の子保育園に来てください」と言ったそうなのです。その一言に児童館の先生たちは驚かれたようで「仕込んで来たの?」と担任が聞かれたそうです。A君は人数を間違え苦笑いしていた担任たちの気持ちと、大勢の子どもたちがやって来て動揺した児童館の先生の思いを忖度して素敵な一言を言ってくれたのかも知れません。
2017年07月26日(水) No.2112 (園長日記)

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