Diary

採れたて新鮮!


お泊り保育を終え気が抜けてホッとしたからなのか、時間的感覚が狂ったからなのか、土曜日の午後から日曜日の午前中にかけて長時間飛行機に乗っていなけらばならないような海外から戻った時に起こるjetlag(時差ボケ)のような感覚に襲われました。これまでも何度となくお泊り保育で保育園に泊まっていますが、このような感覚を覚えたのは今回が初めて!暑さで疲れが残っていたのかも知れませんが、結局は年齢を重ね体力がどんどん落ちてきているということの現れなのでしょう。そう考えると無理は禁物で、いつまでも昔のような感覚で仕事をすると疲れが抜けず、次々と体に痛みを感じるようになり、それが怪我の原因につながることもあるでしょう。そうならないように気を付けなければ・・・。
 さて、これまでも玄関を入ってすぐのロビーで時々保育園で育てた野菜を保護者の方々に販売し(お買い求めいただき)地震被害に遭われたところなどに献金としてお送りすることをしてきました。今年も福岡県や大分県や秋田県などで大雨による被害が起きているのでそんな地域に献金をお送りしたいと思っていますが、実は今年の販売目的の一つにミックスジュースを作るため、8,881円のミキサーを購入する資金にしたいという5歳児クラスの思いがあるのです。もちろん特別高いものではないため、保育に必要な備品として保育園で購入することは簡単なことです。しかし、あえてそうせず、自分たちの育てた野菜を販売することで自分たちが欲しいミキサーへと変わることに気づくことへつながり、また、野菜の生長に一層興味を示し、物を大切にする心が育ってくれればと思っています。
 実はこの取り組み、先日出席した東京での研修で、他の園の先生が子どもたちとそのような取り組みをしているといういうことお話ししてくださったことを先生たちに伝えたところ、早速クラスで子どもたちと話し合い、次々と育つ野菜を毎日料理することは難しく、かと言って無駄にするのはもったいないということで一袋最低50円、ただし上限なしといったプライスで販売に至ったという次第です。この取り組みに他の年齢のクラスの子どもたち先生たちも賛同し、トマト、ナス、キュウリ、インゲンといった具合に日によって様々な野菜が並びます。もしよかったらお買い求めください。
2017年07月24日(月) No.2110 (園長日記)

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