保育日記

みんなのお陰で

担任を中心に時間を掛けて準備をしてきたお泊り保育も子どもたちが眠りにつくと目的の半分以上を達成し、翌朝元気に目を覚ますと90㌫を終えたと言えます。しかし、おそらく今年のお泊り保育はこれまでの中で一番の暑さだったこともあり食中毒や熱中症で途中で体調を崩す子どもが出ることを心配しました。ところが、そんな心配は不要で、体調を崩しお迎えに来てもらうこともお腹を壊すこともなくみんなが元気に朝を迎えることができました。その陰には子どもたちが眠っている間も気を抜くことなく見守ってくれた先生、我が子のことを思い続けなかなか眠れなかったであろう保護者の方、また昨日退勤したものの子どもたちのことを案じ祈ってくれていた先生たちがいたことを忘れてはいけません。その証拠に、これまで担任としてお泊り保育を経験したことのある先生たちを中心に沢山の先生たちが朝早くから掃除や片づけをするために自主的に来てくれたのです。そんな先生たちがいるからこそこの行事が成り立っていることを再認識し只々感謝でした。そんな先生たちにも朝食に入ってもらい楽しく食事を済ませ、荷物の片づけを終えたころ、昨晩、熟睡することができなかったであろう保護者の方々がお迎えに来てくださいました。その中にはホッとしたのか、嬉しかったからなのか心なしか目が潤んでいるかたもいたように思いました。何はともあれ、このお泊り保育の経験がこれからの保育園生活に生かされ、さらに子どもたちの成長につながってくれることを祈るばかりです。5歳児の保護者だけでなく、土曜日の家庭保育にご協力くださった保護者の皆様に感謝いたします。

2017年07月22日（土） No.2109 (園長日記)

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