Diary

ぐったり・ぐっすり


今日は5歳児N組・M組の子どもたちが2人の担任と一緒に時間をかけて話し合いを重ね、準備を進めてきたお泊まり保育当日です!朝方は靄(もや)がかかりさほど暑さを感じなかったのに、全員が揃った9時頃には気温がぐんぐん上昇し始めましたが、そんな中、子どもたちは予定通り探検するために保育園の近くの昆虫公園へ出かけました。僕はその間、準備はされていたものの念のために、夕方のキャンプファイヤーに使えそうな園の山(斜面に)切ったまま残しておいた枝や蔓をかき集める作業をしていたのです。ところが、僕が作業しているところより一段高い斜面から突如、葉っぱを揺らす「ガサゴソ」という音がしたので、ついにイノシシかクマが現れたと思い覚悟を決めたのですが、その音の主は迷彩柄の服を着たT先生ではありませんか。そこでほっと胸をなでおろすことになったのですが、少し身体を動かしただけで体中のありとあらゆる汗腺から汗が噴き出し着ているもの全てがびしょ濡れになってしまうほどの暑さなのに、妙な音が聞こえた時は一瞬、冷や汗が流れた気がします。そんなT先生と作業をした後、2人で子どもたちの様子を見に公園に出かけたところ、子どもたち全員が絵本「めっきらもっきらどおんどん」の世界に入り込み怖がりながらも探検を楽しんでいました。あいにく僕らは最後まで活動できなかったものの、宝物を手に入れ満足げな表情で保育園に戻ってきて、お家の方々が心を込めて作ってくれたお弁当を頬張り、休憩してから夕食作りに取り組み、おいしいカレーライスやサラダ、スイカを食べ、お化け屋敷に悲鳴を上げ、キャンプファイヤーと花火を楽しみ、プール(お風呂)で汗を流し、今年もIさんのハープ演奏をBGMにして眠りにつきました。少々ぐずる子もいましたが、日中の暑さや活動の疲れからみんなぐったりだったのでこの日記を書いている今はみんなぐっすり眠っています。お家で心配なさっているご家族の皆さん、ご安心ください!
 さて、こんな5歳児の楽しそうな姿を見ていた他の年齢の子どもたちが黙っているはずもなく「何してるの?」と話しかけ質問していました。このようにしてこのお泊まり保育が他の年齢の子どもたちにも楽しいもの(楽しそうなこと)として伝わってほしいものです。
2017年07月21日(金) No.2108 (園長日記)

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