Diary

正反対


世の中「IoT」(Internet of Thingsの頭文字をとったもの:あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称)の時代となり、小・中学校の授業では当たり前のようにPCが使われ、一人一人にタブレット与えられるなど勉強の仕方がどんどん変化してきているようです。ところが、そのような傾向は幼稚園や保育所、認定こども園といった幼児施設においても同様でPCやタブレットを保育に取り入れているところも増えています。しかし、そのような世の中の流れと逆行するかのように、我が園の子どもたちはアナログ化のままの遊びを楽しむ姿が見られ、いつものように砂遊びに興ずる子や虫探しに夢中になっている子、そして結構な高さにあるセミの抜け殻を見つけた5歳児が梯子を使うわけでもなく器用にビワの木によじ登り、念願の抜け殻を見事に手に入れドヤ顔をしていました。そんな5歳児は、明日に迫ったお泊り保育でも自分たちで拾い集めた杉の葉や枝を使い実際に火を焚き、羽釜や鍋を使ってご飯やカレーを作ります。このような我が園の保育は今後も変わることはないと思いますが、一方でワークライフバランスを考えたとき、先生たちの仕事の効率化は何としても図らなければならないと思っています。そのために懇意にさせてもらっている大学教授や東京のIT企業の方々(一流大学(院)卒の有能な方々ばかり)とあるプログラムを進めてきています。実現にはもう少しだけ時間が必要のようですが、プログラムが実用化されたとしたら、仙台でもなく東京でもなく大河原が発信源となるかもしれません。楽しみです。
2017年07月20日(木) No.2107 (園長日記)

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