Diary

夏の恒例行事


福岡県や大分県では記録的な豪雨によって家を流されたり死者や安否不明者が出ることとなってしまいました。そんな状況に多くの方が心を痛め無事を祈り、ボランティア活動を始めるなどしていますが、仙台や保育園のある大河原町は梅雨の真っ只中だというのにまとまった雨が降らず、体にまとわりつくような湿度と暑さはあるものの園庭も乾燥しプランターで育てられている野菜はぐったりしています。そうかと思えばマルチシートで土を覆われた畑のトマトやキュウリやインゲンなどはすくすくと育ち収穫するのも大変なようです。5歳児は来週末に迫ったお泊まり保育でそんな野菜を収穫し夕食や朝食で食べることかと思います。このお泊まり保育は先生と子どもたちが話し合いを重ね、遊びや食事のメニュー、誰と眠るかなどを決めていきます。そのためにはとても時間がかかり先生たちには大変なこともあるでしょう。しかし、大人が一方的にプログラムやメニューを決め、子どもたちがそれをこなしていくようなものではなく子どもたちが納得しながら喜んで取り組み、楽しみにしながら準備をし待つことができるのです。
 さて、そんなお泊まり保育と同時進行で準備されているのが8月の夏まつりです。この行事は保育園の恒例行事となり、家族の皆さんも心待ちにしていて来てくださることもあり、如何にして楽しんでもらおうかと先生たちの話し合いや下準備にも熱が入っています。暑いのも大変ですが雨が降り準備していたことが水の泡となってしまうようなことがないことを祈りながら僕も少しでも力になれるよう頑張りたいと思います。
2017年07月12日(水) No.2102 (園長日記)

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