Diary

時間をかけて


6月になってまだ数日しか過ぎていませんが、5歳児2クラスは来月の「お泊まり保育」に向けて話し合いを始めています。このお泊まり保育は「田植え」や「味噌作り」や「羊の毛刈り」などとともに、今ではすっかり保育園の恒例行事となった感がありますが、4歳児クラスの時から「自分達も5歳児になったらできる!」ということで、様々ある行事の中でも特別感があり憧れと期待感を持っていたはずです。しかし、いざその時が近づいてくると、お漏らしのことや初めて一人で泊まる経験をするなど、若干の戸惑いと不安が芽生えてくることも否めず、クラスでの話し合いの中で心配や悩みといった本音が出てくるもの。そんな不安や悩みを如何に軽減できるか先生たちが配慮してくれます。今は「どんなことをして遊びたいか」「お家の人も来ない、夕ご飯も朝ごはんも給食室では作ってもらえないので、何を作るか」などを検討しているようですが、これから様々なことを時間をかけて話し合っていきます。
 さて、東日本大震災の翌年2012年6月に旧園舎から現在の地に移転してきて5年が経過しました。何もなかった園庭に木を植え、園舎建設時に出た廃材を使って妙な建物や遊具を作るなど、少しづつではありますが時間をかけて巧緻性(こうちせい)のある環境を作り続けていきたいと思っています。

ps:この日記、昨晩、日付の変る頃、眠気と戦いながら書き、送信したつもりでしたがどうやら送信ではなく、キャンセルか削除をしていたようです・・・。てな訳で昨晩の感情と今日の感情が違っているので、文章自体必然的に内容と若干文章が違っていることでしょう。
2017年06月06日(火) No.2079 (園長日記)

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