Diary

掲示板


玄関前にある外の掲示板には一ヶ月の行事予定を知らせたり、先生たちが書いたクラスの子どもたちの様々なエピソードが張り出されています。しかし、朝の出勤前は皆さん忙しく足を止めてじっくり読むことは難しいようで、もったいない気がします。では、お迎えの時に読んで下さっているかといえば、お迎えの時は今度は夕食の準備があるのか、これまたゆっくりと読むこともないような印象を受けます。冬場は霜でガラスが曇り読めなかったり、日が短いこともあり暗くて読めなかったりすることもしばしば。そして、これから梅雨の時期になるとまた違った状況となり、これまたじっくりと読むなんてことは難しくなります。そんなことを考えると梅雨前のこの時期は晴天の日も多く日も長くなっていることもあり掲示板に目を向けて戴くには適した時期のように思います。
 僕は朝の掃除の時に目を通すことを心がけているのですが、今朝4歳児A組のM先生が書いたエピソードには子どもたちのこんな疑問が記されていました。「先生はどうしてお昼寝をしないのか」「自分たちがいつも食べるおやつをどうして食べないのか」そんなことを子どもたちが心にかけてくれていて、その中でも、どうしても納得がいかなかったのがおやつのことだったらしく、その疑問を晴らすべく給食室のスタッフに聞きに行った時のやりとりと、そんな子どもたちの優しさにEさんが涙を流したという記事を読み思わず心が温かくなりました。書きたいエピソードがあっても忙しく書き換えることができないクラスもありますが、月一回発行される園だより「こひつじ」と併せて時々掲示板もご覧戴き、様々なクラスの子どもたちの姿に目を向けて戴ければ幸いです。
2017年06月05日(月) No.2078 (園長日記)

No. PASS