Diary

何を第一にすべきか


今日・明日の日程で開催するキ保連東北部会の総会・研修会のため、このところ資料作りに忙殺されていました。そして当日を迎えた今日、自分では全く意識して(気づいて)いなかったものの心理的には緊張か不安があったのか、いつもより1時間ほど早く目が覚めました。そこで、時間を確認しながらネットニュースをチェックして見るとどうでしょう。アメリカのトランプ大統領が国内外の反対を押し切り、気候変動抑制に関する国際的な協定(合意)、「パリ協定」からの離脱を表明したというニュースが伝えられていました。国際協調路線に背を向け、選挙公約通り「自国第一主義」を貫いたということなのでしょうが、本当にそれで大丈夫だと思っているのでしょうか?つい数日前、S学院大学のS先生(アメリカ人)とご一緒する会議があり、会議後S先生を自宅まで送ったのですが、その車中で「トランプ大統領大丈夫ですか?」とトランプ大統領のことを聞いてみました。すると、S先生は「最近のオバマのスピーチを聞いたけど、トランプとは全く違い知性を感じられた。トランプは1年もたないと思う」という返事が返ってきました。そんな矢先のパリ協定からの脱退発表。それは、政治経験のないビジネスマのトランプ大統領と政治経験のある弁護士出身のオバマ前大統領の違いなのかもしれません。一向に争いがなくならず、隣国はミサイル発射実験を行うなどのニュースが伝えられますが、宇宙的に考えれば本当に小さな惑星でしかない地球。各国が自分達のことを第一に考えるのではなく、地球全体、あるいは宇宙全体規模で物事を考えられるようになるといいのですが・・・。そういう自分はどうかといえば全く何もできていないのですが。
 さて、今日の総会と研修で役員を下りることできるので最後ぐらいはきっちりと仕事を終えたいと思い、これまで以上に参加者第一に頑張ったものの反省すべきことだらけでした。しかし、総会の議案や講師としてお招きしたキリスト教保育連盟理事長のお話から、キリスト教の保育施設はどこも子どもが真ん中「子ども第一主義」であることを確認することができたことは間違いありません。
2017年06月02日(金) No.2077 (園長日記)

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