Diary

継続できるように


今日は今年のひつじの毛刈りの予定日でした。これまで何度か毛刈りを見ている子どもたちも初めて見る子どもたちもみんなが期待感を持ってこの日を待つことができるように担当の先生たちが中心に玄関から1階ロビー、そして2階へ上る階段に様々なディスプレイや仕掛けをした甲斐あり、保護者の方も子どもたち同様に関心を持って毛刈り当日を迎えることができました。特に今年は週間天気予報でも雨の確率が低く晴れということがわかっていたため日程の変更(延期)の心配や必要もなかったため、担当の先生はもちろん、毛刈りをしてくださったKさんもホッとなさったことでしょう。
 ところが、今年の毛刈りを園の子どもたち以上に心待ちにしていてくれていた子どもたちがいるのです。それは同じ町内にある姉妹園ではなく、私たちも加盟している仙南保育所連合会加盟園の丸森町立金山保育所の4・5歳児22名でした。これまで所長研修などでご一緒している所長先生が私たちの園の保育や行事や取り組みに興味を示してくださり、以前「毛刈りの時にご一緒させて欲しい」という嬉しいお申し出があったため、毛刈りの経験だけでなく子どもたちの交流を兼ねて来てもらいました。これまで公立保育所の子どもたちが我々の園に来て交流をすることなど考えたこともなく、もし、そう思ったとしてもそんなことは無理だと思っていたのです。ところが、1時間半程度の限られた時間だったものの今日の交流は本当に大きな大きな一歩になったと思います。これから少子化が進む地域では子どもたちの交流はとても大切なことになることと思います。そう考えると、公立保育所だからとか民間保育所だからという垣根や壁が少しでも低くなり、お互いの保育の良さを認め合い子どもたちも先生たちも一緒に成長して行けたら素敵だろうなあ思います。
さて、話を毛刈りのことに戻しますが、今日やってきた2匹のひつじたちは初夏になったにも関わらずセーターを着ているような状態でしたので、今日のような天気・気温は暑く大変だったことでしょう。そんなこともあり、毛刈り後はスッキリしたのでしょう、時々吹く風を受け気持ちよさそうに草を食んでいました。
2017年05月30日(火) No.2074 (園長日記)

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