Diary
何でもできる
近年どこの保育園や幼稚園でも食育の一環として畑やプランター、近隣の畑をお借りして野菜を栽培して食べるような取り組みをするようになりました。ご多分にもれず第一光の子保育園でも毎年様々な野菜を栽培し、保育の中で料理をして食するようなことをしていますが、園庭を占める畑の面積が広がるのと比較するかのように先生たちの畑仕事の腕が年々上がっているような気がします。今日もそんな園の畑に苗を植えるための畝立てをしている何でもできる先生たちを見ていた、お子さんを送って来たお母さん(この春お子さんを入園させてくださったお母さん)が「すご〜い!本格的」と呟く声が聞こえました。もちろん上手に畝立てができる先生がいるのは、家に田畑があったり農家の親戚がいたりする地域柄が要因なのでしょう。しかし、畝立てや苗植えをしただけで安心することはできず、植えたからには収穫までしっかりと責任を持って脇芽を取ったり草むしりをしたり水を与えるなどの管理がつきものでこれからが大変になります。しかし、そこで活躍するのが子どもたちということになるのですが、草むしりはお願いできたとしても、脇芽を取ることは難しいことは言うまでもありません。そして一番簡単そうで難しいのが水やりを子どもたちにお願いすること!なぜなら雨が続いたような日の後でもジョウロを手に水をかけるようなことは日常茶飯事で、しかも、そんな子どもたちが複数いてそれぞれが水をかけるようなことがあるのですから苗たちにとっては苦痛なこともあるでしょう。来週は地域の方々も苗を買い求めに行く柴田農林高等学校に注文していた野菜の苗を買い求めに行きます。そんなわけで本格的な栽培は来週からということになりますが、どんな野菜が育つか楽しみに待ちたいと思います。
2017年05月12日(金)
No.2061
(園長日記)
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