Diary

(>_>)お恥ずかしい


夕方職員室で仕事をしているとき、僕が座っている席のほぼ正面に見える階段から誰かと話をしながら僕の方を見て降りてくる子どもの気配を感じたので、しっかり階段の方に目をやると驚いたことに昨年度卒園したM組だったK君と卒園児クラスの会長をしてくださったお母さんだったのです。「あれ〜!?Kちゃん。こんにちは!どうしたの?入っておいで」と声をかけ、職員室に入ってもらうことにしました。すると、在園していた時とは違い、職員室の前で一旦止まり、軽く会釈をしてから「こんにちは」と挨拶をして入ってくるではありませんか。その瞬間、K君のこの1ヶ月での成長を感じたのですが「元気だった?もうすぐ運動会だけどどう?」など矢継ぎ早に声をかけてみました。すると、ここは在園時と変わらず照れることもなく当日行う(出場する)プログラムを指を折りながら数え始めました。在園していた時から運動神経が良かったK君ですので「かけっこは1位になれるんでしょ?」と聞くと、在籍数の多い小学校ということもあり保育園よりもライバルが増えたこともあるでしょう。「う〜ん?!速い子がいるからきっと2位かな?」という返事が返ってきました。それでも、K君の表情はとても生き生きしていてやる気に満ちていたので自ずと良い結果に繋がるでしょう。
 さて、なぜK君とお母さんがきてくださったかといえば、ありがたいことに、献金のための古切手や布巾にするためのタオル、裏紙印刷をするためのコピー用紙をわざわざ届けにきて下さったというのです。卒園後もこのようなことをしていただけることは本当にありがたいことであり、保育園が多くの方々によって支えられていることを実感することができます。例えば、昨日園庭に植木を植えてくださり、また、4・5歳児の遠足に向けてタイヤを使った遊具を作るお手伝いをしてくださったYさんも2人の卒園児のお父さんなので、昨日に引き続き今日も作業をしにきてくださり、またしても他の園にはないオリジナリティー溢れる遊具が完成しました。そして、この遊具を作るためのタイヤを提供してくださったのも実は卒園児のお父さん!本当に感謝です。
 そうそう、前述のK君のお母さん、K君が卒園してからこの保育園のHP(保育日誌)の存在に気づかれたとらしく「園長先生、どうして教えてくださらなかったのですか?卒園する前に読みたかったです!」とおしゃってくださいました。しかし、保護者の皆さんに読んで頂くことを念頭に置いて書いていることではないので、今後も特別アピールすることは考えていません。しかし、少なくともK君のお母さんが気づかれたとのことですので、酷い文章で恥をかくことがないように気をつけなければ・・・。
2017年05月02日(火) No.2056 (園長日記)

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