Diary
春から夏へ
今日から5月、行事予定や保育の様子をお知らせする掲示板の装飾も春の装いの桜から、新緑の若葉がいっぱいの木や羊毛で作られた「たけのこ」や紙で作られた「わらび」へと変わり初夏を感じることができる装いへと変わっていました。また園舎東側の斜面にはここ数年で一番といって間違いないほどのすみれが咲き、正門前を始めあちこちに植えた芝桜が咲き、C先生のお父さんにいただいたアドバイス通り秋に思い切り剪定した巨峰も若葉を広げ始めました。もしかすると斜面のすみれはこれまでもしっかり咲いていたのかもしれませんが、様々な草が生い茂っていたため気づかなかった可能性もあります。しかし、昨年度の秋からこまめに下草払いをしたため日が当たるようになったことが今年の開花につながったような気がしています。同じように昨年秋、園庭に植えてもらったケヤキが次々に若葉を広げる様子から樹勢が感じられていますが、このように植物が生き生きとした生命力を見せてくれる園庭に、これまでずっと欲しいと思っていた「桂」の木を植えてもらいました。この桂という木、秋になると綿アメのような香りの葉を落とすのですが、それを子どもたちにも感じてもらいたく、今回も園庭の環境整備をお願いしたA造園のYさんに植えてもらった次第です。この桂の木もケヤキのように葉を広げ、秋に落ちた葉っぱで子どもたちが喜んで遊んでくれることを楽しみにしたいと思います。一方、少し気がかりなのは、枯れることはないものの移植してから5年過ぎたにもかかわらず、僕が望んでいるようにいい香りを漂わせてくれない銀木犀の育ちです。もともと金木犀に比べると香りがほのかということなのですが、春から夏、夏から秋になった時、桂の落ち葉とともにいい香りを漂わせて欲しいものです。
2017年05月01日(月)
No.2055
(園長日記)
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