Diary

大人の身勝手


今日は午前・午後を通して仙台市内で仕事があったため保育園に出勤することはできませんでした。しかし、そんな日に限って北朝鮮が核実験やミサイル発射実験をするかもしれないという朝だったこともあり、最悪の事態が起こった時のことに不安を抱えて登園してきた保護者の方もいらしたようで、朝番担当だったM先生から園としての対応について確認の連絡がありました。どうやら小中学校では外で過ごすことを控えるような判断がなされていたようですが、僕は外遊びを控えることはせず、いつも通り過ごすこと、ただし、近所にお散歩へ出かける計画があったクラスは念のため保育園で過ごすことを伝え、役場の担当課の方々が出勤したころ役場へ電話を入れ、町としての判断・指示の有無を確認し、その内容を保育園に伝えました。幸い、開園時間中に核実験やミサイル発射実験は行われることはなく、子どもたちはいつもと変わることなく元気に外遊びをしたことと思いますが、先生たちは何事もなく過ごすことができて胸をなでおろすことができたことでしょう。
 今回の核実験やミサイル発射実験を行おうとするかのような挑発行為、地球から一向になくならない戦争の全てが大人の身勝手であり、大人の事情など何も分からない子どもたちは常に被害者ということになるでしょう。東日本大震災によって起こった津波で東京電力福島第1原子力発電所が爆発事故を起こし放射能被害によって故郷を(住むところを)失ってしまい、今尚苦しみもがいている方々が大勢います。そのような方々の苦しみが少しでもなくなること、大人の(為政者の)身勝手で争いが起き、放射能によって地球が汚されることがないように祈ります。
2017年04月25日(火) No.2051 (園長日記)

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