Diary

一夜明けて


昨日、荒れ狂った春の嵐(強風)によって県内各地で倒木やトタン屋根が剥がれるなどの被害を及ぼした他、JRの在来線が運休や大幅な遅れを生じさせ、余程のことがなければ遅れたり止まったりすることのない新幹線までもが遅れが出るほどでした。普段通り電車で出勤していれば、間違いなく帰宅することが困難でしたが、偶然にもS学院大学での会議に参加するため車で出勤していたこともあり帰宅することができました。一夜明けた今日はいつも通り電車で出勤しましたが、昨日の午前中まで咲いていた桜はほぼ全て、園庭をピンク色に染めてくれていた花びらも綺麗さっぱり吹き飛ばされなくなっていました。その代わりに花の代わりに若葉が葉を広げ始め、ケヤキたちも葉を広げるようとしていることが目に見えるようになって来ました。また、隣接する運動場の山の方から「ホ〜ホケキョ」というウグイスの鳴き声が聞こえてきたこと、白鳥とバトンタッチしたかのようにツバメが飛んでくるようになったこと、保育園の近所の田んぼの田起こしが進み、田植えの準備も進んでいることからも本格的な春がやって来たことを再認識することができました。そして、今年も子どもたちが先生たちと収穫を楽しみにしながら園庭の畑に一足早くトマトの苗を植えたことにより、より一層園全体が息づいて来ていることを感じました。3週間前に入園した子どもたちは一日ごとに保育園に慣れてきているようで笑顔が見られるようになりましたが、3週間前までは学生だった0歳児H組のR先生も保育者の顔つきになって来たように感じます。こんな子どもたちやR先生のように毎日夜明けた時、何か少しでも成長することができている毎日でありたいと思います。
2017年04月20日(木) No.2048 (園長日記)

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