Diary

一年生になったら


仙台市内の小学校や公立高校などでは昨日入学式が行われ各校で新一年生が誕生しました。今朝出勤する電車にも一目見ただけで一年生とわかる真新しい制服に身を包み少々緊張した面持ちの学生たちが乗車してきました。これから部活動に入部すると朝練習があるなど登校時間が変わり乗車する顔ぶれも変わって来ると思いますが早く高校生活に慣れ楽しい思い出をたくさん作って欲しいものです。そして花曇りの中でしたが大河原町内の小学校では今日入学式が行われ、先月保育園を卒園した子どもたちも一年生になりました。先日まで担任をしてくれていたN先生たちと僕とで手分けし町内3つの小学校の入学式に出かけましたが、僕が行った小学校は二年生による和太鼓の演奏や踊りなど町内でも最も地域に根ざしていることが感じられる式で心がほっこりしました。一方、これからの学校生活は保育園とは違い決められた時間割に沿って授業を受けたり校歌を覚えたりしなければないなど戸惑い緊張や不安を抱えての登校もあることでしょう。年々子どもの数が減り、童謡「一年生になったら」の歌詞のように友だち100人を作ることは難しいのかも知れませんが、違う保育(所)園や幼稚園からやってきた同級生と仲良くなってくれることを願うものです。ちなみに、アメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンは『友情は成長の遅い植物である。それが友情という名に値する以前に、それは幾度か困難の打撃を受けて耐えなければならぬ。』という言葉を残しています。意見の違いなどで時々喧嘩するようなことがあるかと思います。富士山の上でおにぎりとはいかなくとも一緒に給食を食べ、日本中を一回りとはいかなくとも学校中を回り、世界中を震わせることができなくともクラスのみんなが笑い合い、時間がかかってもたくさんの友だちと真の友情を築いてくれることを祈るものです。決していじめに繋がったりすることがないように・・・。
2017年04月11日(火) No.2041 (園長日記)

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