Diary

園庭の肥やし!?


2歳児クラスだった時にはあった午前中のおやつが3歳児クラスに進級した途端なくなり、朝早くから外遊びができるようになった子どもたちは毎年この時期保育園の中で一番イキイキしているように感じます。その中でもH組のY君は砂場でショベルカーで遊ぶなど朝の外遊びが楽しくてトイレに行く時間も惜しいのでしょう、これまで1年間過ごしてきた保育室の隣にある園庭から入ることができるトイレに行くことなく、遊んでいるところの近い場所で用を足すことを覚えたようなのです。このY君の行動を見つけ驚いた4・5歳児の子どもたちが「園長先生、Y君があっちでおしっこしてたよ〜!」と慌てて報告に来るではありませんか。まさかと思いつつもY君のところへ行き「ねえ、Y君さっきおしっこしたの?」と聞くと職員室の方を指差し「うん!クリスマスのところに○✖△♯?♭※」と悪びれた様子もなくあっさりと犯行を認めるのです。「そう!?おトイレに間に合わなかったんだ?」と聞くとまたしても「うんクリスマスのところで・・・・」と同じ返事が返ってきます。どうやらY君はクリスマスツリーと同じような形のヒバの木の根元で放尿していたというのです。本来であればここで「ダメでしょう!おしっこはトイレでするの!」とキツく叱らなければならないのでしょうが、砂場で遊んでいたのに砂場ではなく少し離れた木の根元を選んで漏らすことなくことを済ませることができるようになったという成長を感じることができたので叱るどころか褒めてあげたいという思いすら感じてしまい「砂場じゃないところにおしっこできたんだ!じゃあ今度はお外に来る前にトイレに行ってからお外においでね。そして、おしっこがしたくなったらトイレに行くんだよ」と話をしました。その時は「うん!」としっかり返事をしてくれたのですが、どうやら今日も園庭という広いトイレで用を済ませていたというのです。さて、来週もこのような行動が続くでしょうか?しっかりマークして対応を考えなければ・・・。
2017年04月07日(金) No.2039 (園長日記)

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