Diary

ごめんね


今日から慣らし保育の時間が少し伸び新入園児も給食を食べてからの降園となり、また、0歳児も保護者の方がお子さんを保育園に預けての慣らし保育が始まりました。そんな気配を察したのか保育園に来るまでに言い聞かせられ不安になったのか、登園風景が昨日までとは違い玄関先で「お家に帰る〜!」と言って泣き叫ぶ様子が見られるようになりました。兄妹で入園したT君Hちゃんはお兄ちゃんのT君が玄関でぐずっていてお母さんが大変そうだったのでT君に「シールだけ貼ってみよう」とかあれこれ話しかけたのものなかなか落ち着きません。そこでお母さんに「何かお手伝いすることありませんか?」とお尋ねすると「じゃあ、この子を抱っこしていただけますか?」と妹のHちゃんを抱っこするようにお願いされました。そこで早速Hちゃんを抱っこしようとした途端、それまでご機嫌でニコニコしていたHちゃんまでが泣き出してしまい玄関先が大変なことになってしまいました。結局僕は何の役にも立たずカバンだけ持ち0歳児の担任にヘルプを頼みに保育室へ行くことになってしまいました。そんな状況を知りすぐに保育室から担任のT先生がヘルプにやってきてくれたのですが、僕が余計なことをしてしまったため、T先生が抱っこしてもHちゃんは泣き止むことはなく、お兄ちゃんのT君はお母さんに抱っこされたまま保育室へ登園することになってしまい「ごめんね」という気分になってしまいました。これがトラウマとなり明日も大泣きしながらの登園にならないことを願うものです。
 また、昨日今日の暖かさで今週には咲き始めそうになった桜やジンチョウゲや椿などを階段の飾り窓などに飾り付けたく植木ばさみで少し切り小さな花瓶に飾りました。花たちの気持ちからすると他の花たちと一緒に花を咲かせ「うわ〜やっと咲いたね」とか「きれいだね〜!」と愛でてもらいたかったのかも知れないと思うとここでも「ごめんね」という気持ちになってしまいました。それでも、誰か一人でも花瓶に飾られた花を見つけ「きれいだね」とか「いい匂いだね」そんなことを言ってくれることを期待したいと思います。
2017年04月06日(木) No.2038 (園長日記)

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