Diary

今日の出来事


3月から4月にかけて降る長雨を春霖(しゅんりん)と言い、この季節、草木を成長させ開花を促す恵みの雨のことを催花雨と言うことが昨日の夕刊に書かれて居ましたが、まさに昨晩降った雨は催花雨となったようで、昨日までは咲く気配が感じられなかった園庭の桜の蕾が急に大きく膨らんでいたように感じました。今日の日中はとても暖かくなりましたが、明日も気温が上がる予報ですので週末には花がほころび始め、来週には綺麗な花が咲き乱れることでしょう。ところが、このところ桜の木にやってきていた結構な大きさの鳥に気づいていたのですが、その鳥はどうやら鷽(うそ)という鳥のようで、子どもたちと咲くことを楽しみにしている桜の蕾をついばんでいたようなのです。それは、雨が降ったり家庭保育にご協力いただいたり、入園式があったりと、ここ数日、子どもたちが園庭で遊ぶことがなかったことで、鷽たちが「鬼の居ぬ間に洗濯」とばかりに食べ放題を楽しんでいたようです。そんな鳥たちがやってくる園庭で鳥の観察をして欲しいということで、先日卒園したN組だったYちゃんのお父さんがシジュウカラ用の巣箱を3つもプレゼントして下さいました。そこで、シジュウカラたちが縄張り争いしないようにある程度距離を離し取り付けたのですが、子どもたちが外に出ると木登りを始め、必ず遊ぶ園庭中央のケヤキの木に取り付けたこともあり、そこが選ばれるかどうかは難しいかもしれません。しかも、名前がシジュウカラだけに、もしかすると、常に空き部屋で始終空(しじゅうから)な巣箱になってしまうかも知れません。
 さて、くだらない話はこれくらいにし、今日の保育園(子どもたち)の様子ですが、今年度始めての礼拝を守った5歳児の子どもたちの落ち着きには驚きでした。きっとこれまで憧れだったN組M組になったことを実感し嬉しくて仕方がないということが現れたのと、M組にYちゃんというお友だちが入園したこともいい刺激になり先輩としていいところを見せたいと思っていたのかも知れません。一方、0・1歳児のクラスからは、毎年この時期に聞こえてくる大きな泣き声が響き、泣き声は響いてくることはなかったクラスでも新入園児と進級児が初めての顔合わせとなったこともあり各保育室大騒ぎだったようです。また、進級した子どもたちと保護者の方々にとって今日が担任の発表となったこともあり保護者の方々も落ち着かない様子でした。(おそらく昨日入園式に参加された方によって多くの方に情報が行き渡っていたと思いますが)中には誰が担任になるか予想をしていた方々もいたようで「やっぱりそうだった」という声も聞かれました。新入園児の保護者の中には保育園で泣かずに過ごしていたか心配だった方も多く「よかった〜泣かないで遊んでたんだね!」とホッとなさっていた方が大勢いらっしゃいましたが、お迎えに来るまでお家でずっと落ち着かなかったことでしょう。さて、明日はどんな一日、どんな出来事が起こることやら・・・。
2017年04月04日(火) No.2036 (園長日記)

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