Diary

感謝


一年前の今頃、緊張の面持ちで研修に来ていた先生たちも保育者としての初めての一年が過ぎました。偶然にも、今年度最後の朝の打ち合わせのお祈り担当だったのが、その一年目の先生の一人である1歳児U組のM先生でしたが、神様に新しい朝を与えてもらい子どもたちと過ごせること、また、この一年をふり返っての感謝を祈ってくれました。そんな姿や日々の子どもたちとの関わり、保護者対応等を含め第一光の子保育園の保育者として成長してくれたことを実感しました。こんな風に保育者らしく成長できたのは、思い描いた通りに保育をしようとしてもなかなか言うことを聞いてくれず困らされた子どもたちのお陰だったことに気付かされ感謝する時がくると思います。そのほかにも時に落ち込んでしまうことがあるくらい厳しいことを言われた保護者や先輩の思いにも気付くことでしょう。そして僕も今年度も大勢のスタッフに支えてもらい一年を過ごせたことに気づかされ感謝する一日となりました。そんなスタッフの中に結婚や出産のため今年度をもって退職する職員がいましたが、これまで保育園の子どもたちに注いで来た愛情を、今度はご主人やご自分のお子さんに全て注いでもらいたいと思います。
 さて、今日は別れという悲しみに暮れしんみりした一日となりましたが、そんな余韻に浸ることもなく、明日は法人の全職員が一堂に会しての研修が行われ新年度が始まります。その研修には昨年同様、新採用の先生たちが緊張した面持ちでも参加することでしょう。そして、来年度の末には保育者として成長した姿を見せてくれることでしょう。
最後に、保護者の方々をはじめ、保育園に関わってくださった多くの方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。
2017年03月31日(金) No.2033 (園長日記)

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