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次年度に向けて
先週は暖かい日が多かった印象を受けましたが、今朝いつものように朝刊を取りに行くため玄関の扉を開けると結構な勢いで降っているみぞれが駐車場に止められている車の屋根に白く降り積もっていたのでびっくり。次々に開き始めた園庭の梅やスイセンも今日は心なしか凍えたように見えました。しかし、桜の木は確実に色を帯びてきているように感じられていたので、今日のみぞれ混じりの恵みの雨を受けて一気に蕾を膨らませることでしょう。このようなお天気の日は子どもたちは保育室の中で過ごすことが多く、今朝は誰一人園庭に出てくることはありませんでした。そんな園庭では中央のケヤキの木の根元に植えていたクロッカスや芝桜やちゅうりっぷが昨年秋に園庭改装で大きな丸太の下敷きになりながらも枯れることなく芽を出していてその生命力を感じさせられました。
さて、先週は次年度のクラスに引き渡すために4歳児H組T組の子どもたちが先生たちと一緒に今年度様々な野菜を育ててきた畑の手入れをしていました。ところがなかなかはかどらない様子だったので耕耘機を出動させ、先生たちに操縦方法を伝えながら子どもたちにも動かしてもらいました。一般的には保育園に耕耘機があること自体が驚きで、もしあったとしても子どもたちがそれに触れること自体「危ない」ということで作業を遠巻きに見ている程度でしょう。しかし、簡単に「危ない」からといって大人の物差しで「危険」を決めてしまうことなく、今後も様々な経験ができる環境を与えてあげること、また少々の雨や寒さでも外へ出ることもしてもらえるような保育をしていきたいと思います。
2017年03月27日(月)
No.2029
(園長日記)
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