Diary

ハラハラドキドキ


先日雨が降ったため断念せざるを得なかった1歳児のバスでの公園へのお出かけは、今年度中に何とか実現したいということで2クラスの担任間で再度予定を立ててくれたのですが、その日は急遽ハープコンサートの予定日となったため「進級してからにしよう」と諦めかけていたのです。しかし、卒園式の練習も行わないと決まってたので再々度予定を変更し、遂に今日、町内の金ヶ瀬地区にある公園にバスで出かけることができました。前回、バスに乗ることを楽しみにしていた子どもたちの思いを叶えてあげたくて園の近くをドライブはしましたが、今日はバスに乗るだけでなく見たこともない遊具のある公園で遊ぶことができてみんな大喜び。しかし、1歳児が遊ぶには少々難しい(早い)と思うような遊具だったのでハラハラドキドキしましたが、子どもたちは怖がったり泣いたりすることなく積極的にトライする姿に驚き、坂を上り下りする時にも転ばない様子に普段園庭で遊ぶことを通してバランス感覚が養われているように感じました。また先日ドライブに出かけたとき「行かない・乗らない」と泣いたS組のK君も今日は朝から大喜びで、前回のように先生に抱っこされることなく、お友達と一緒に仲良く座り往復できましたし、公園でも思う存分遊んでいました。初めて行ったこの公園になだらかな築山がありましたが、今後保育園の園庭に手を加える時のヒントとなりました。
 さて、夕方、園庭に落ちているボロボロになった板片付け、掃除をしていると5歳児N組のRちゃんに「ねえ、園長先生、ちょっと来て」と手を引かれたのでついていくと「ブランコに乗るから押して」と言われブランコを押してあげることになりました。すると次々に乗りたい子が現れ・・・。中には2歳児の男の子も「僕も乗る」と言ってベンチに座って順番を待っています。「園長先生、そろそろお部屋に帰らなきゃならないから、別な先生たちにお願いして?」と言っても「いやだあ〜!だって園長先生だと高くなるから」との返事。きっと先生たちは子どもたちの安全を考え力をセーブしてくれているのでしょうが、僕は・・・。結局、子どもたちは普段味わうことのできないハラハラドキドキ感が楽しいということがよ〜くわかりました。それもこれも、無理なお願いである桜の枝からぶら下がるブランコを作ってくださったA造園のYさんたちのお陰!改めて感謝です。
2017年03月17日(金) No.2023 (園長日記)

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