Diary

卒園・進級を前に


来週土曜日に迫った卒園式を前に中途半端になったままだった園舎東側の法面のススキや雑木の刈り払いと片付けをしました。すると、数週間前には見つけることができなかったフキノトウがあちこちに芽を出していただけでなく、山菜の王様と言われるという“たらの芽(たらの木)”が複数生えていることに気づきました。園舎が出来て6月で5年を迎えますが、これまでしっかりと手入れをしてこなかったこともあり、蔓(ツル)が絡まってしまった木もあり、もっと早く管理をしてあげればこんなことにもならず、たらの木も大きく育ち若木がもっと増えていたのだろうと反省させられました。また、何人もの子どもたちが園庭から「お〜い園長先生、何してるの?」と声をかけてくれたのですが、そんな子どもたちの声を聞き、この一年、園長として子ども達のためにしっかりとした環境作り(人的・物的等の)をしてあげられただろうか、保護者の方々が安心して子どもたちを預けることができる保育園だっただろうか、職員が働きやすい職場作りができただろうかと振り返りながらの作業となりました。オンボロではあるもののどこの保育園にもないような車掌車の搬入・設置や唯一無二の園庭整備など自分では良かったと思っていても、園長の自己満足で気づけば「裸の王様」のようになっていないとも言えません。そのようなことがないように、主任のY先生と一緒に先月から40人を超える職員一人ひとりと面接する時間を作り、今年度の振り返りと次年度に向けた話し合いをさせてもらいました。そのことで良かったことや課題に気づかせてもらうことができたので、Y先生と一緒に次年度に向けてしっかりと職員配置をしたいと思います。
 そうそう、今日は今年度最後の“ハープコンサート”の予定日でしたが奏者であるIさんの体調が万全でないということで中止になってしまい残念でなりませんでした。しかし、5歳児の子どもたちが「園長先生、今日一緒に給食食べよう」とお誘いしてくれたため、普段職員室で給食を食べている主任のY先生、事務のHさんと一緒にランチルームで給食を食べることができました。そんなこともあり、いつも美味しい給食がいつも以上に美味しく感じました。こんな風に5歳児と一緒に給食を食べることができるのも残りわずか。今度また誘いに来てくれることを期待したいと思います。
2017年03月09日(木) No.2017 (園長日記)

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