Diary

弥生三月


いよいよ今日から弥生3月、県内のほとんどの私・公立の高校で卒業式が行われ卒業生は保護者や職員に祝福され学び舎を巣立ったことと思いますが、そんなニュースを聞くと保育園でも卒園式までのカウントダウンが始まったことを痛感させられます。5歳児の子どもたちも自分たちがもうすぐ保育園を卒園し小学校へ就学することを意識し始めているようで、残り少ない園生活を惜しむかのように虫探しやドッジボールや縄跳びに夢中になっています。また、毎月一回保育園で子どもたちに絵本や紙芝居の読み聞かせやお手玉など、昔ながらの遊びを紹介してくださっている町内で文庫を主催しているKさんの「お話の部屋」も5歳児にとって今日が最後ということもあり、給食を一緒に食べるなど、いつもより長い時間過ごすことができました。そして、明日は思い出作りにバスに乗っていちご狩りへ出かけ、金曜日は最後のサッカー教室、翌週の月曜日は教会で第二光の子保育園の卒園児とともに卒園礼拝を守ります。その後は本格的に卒園式の準備(練習)へと突き進むことになるため寂しさが募ってくることでしょう・・・。反対に他のクラスの子どもたちからは進級する(できる)という喜びと嬉しさ、そして緊張している様子が表情や言動から伝わってきます。しかし、そんな中には緊張や不安を抱えている子どもたちも当然いることと思います。そのような子どもたちの心を読み取り、少しでも安心して卒園・進級してもらえるよう、職員一同、心を一つにして関わっていきたいと思います。
 話は変わりますが、今年もスギ花粉の影響で先週くらいから急に目のかゆみや鼻がムズムズし始めました。暖かい春がやってくるのは大歓迎ですが、4月末から5月の連休くらいまで、睡眠不足と目のかゆみや鼻水などに悩まされることとなります。ところが、近年では子どもたちの中にも花粉症に悩まされる様子が見られます。花粉症の辛さがわかるだけに、外遊びが気持ちよくなる季節に花粉に悩まされる子どもたちを考えると何とも可愛そうです。
2017年03月01日(水) No.2011 (園長日記)

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