Diary

しっかり見てたんだ!


絵画に限らず、普段の保育の中で子どもたちに何かを一斉にさせる保育をすることはほとんどありませんが、昨日“とんとんの丘”に出かけた3歳児の子どもたちがクレヨンを使って昨日の出来事を画用紙に描いていました。その作品を見せてもらったのですが、一見動物にさほど興味を示すことなく保育園にはない滑り台などの遊具に夢中になっていたと思った子どもたちが動物の特徴をしっかり捉えていて、ひつじの毛並みや鹿のツノ、ヤギの眠そうな目やダチョウ首の長さやたまごなど、記憶や印象に残ったと思われるものを見事に表現しているのには驚きでした。もちろん先生たちが何を描くか指示することも撮った写真を見せることもないので同じような作品はなく、描く対象も色合いも一人一人の個性が表れていて「そのままTシャツやエコバッグにプリントしたら素敵だろうなぁ」と思いました。
 さて、昨年、お子さんが保育所に入園できなかった方の書いた「保育所落ちた日本死ね」と題したブログが話題になりましたが、保育園では今日、来年度入園内定になった約40名の子どもたちの保護者の方々にいらしていただき、入園に関するための説明会を行いました。中には数年間入園できず待機児童となって待っていた方がようやく内定となったことに大喜びし「本当に良かったです!どうぞよろしくお願いします」とのご挨拶を受けましたが、その表情から安堵感が伝わってきました。反対に先生たちは4月に新しい子どもたちを迎え入れることを再認識するとともに、緊張を新たにすることとなりました。
2017年02月22日(水) No.2006 (園長日記)

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