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幼稚園で働いていた僕が園長として勤務させていただいたばかりの頃「保育園は働く保護者のための施設であることからコンビニエンスストアのように『開いててよかった』と言われる施設でなければならない」ということを聞かされ、その言葉に衝撃を受けた記憶があります。幼稚園では春・夏・冬といった長期のお休みがあり子どもたちが登園しない日があるものです。もちろん最近では預かり保育を行なっているところが増えたものの、それでも、日曜祝祭日と年末年始の数日間以外お休みのない保育園に比べればお休みの日があり、また日々の保育時間を考えても先生たちが一斉に集い会議をしたり保育の準備をするような時間も取りやすいことは間違いありません。逆を言えば保育園では先生たちが一斉に集い会議をしたり、保育の準備をする時間が少ないということです。また、保育園を開けている(子どもたちを「お預かりしている)ということは命を預かっているという責任が伴うため、少なくとも開所している夕方7時半を過ぎまでは緊張が続くことになります。そして、それは基本的にお休みをいただいている土曜日や出張で園を留守にしている時も「今頃給食を食べている頃かなあ?」とか「お昼寝の時間だなあ」「そろそろみんな帰ったかな?」と考えてしまうこともあり、先週のように土曜日が祝日の場合、保育園はお休みで子どもたちも先生たちも出勤していないので、正直ほっとできる土曜日でした。とはいっても、コンビニエンスストアのような施設であることを求められている以上、ほっとできる日も限られているということ!それを肝に銘じつつ、先生たちを信頼し過ごしていきたいと思います。
2017年02月13日(月)
No.1999
(園長日記)
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