Diary

大丈夫!?


今日は2歳児H組とT組の保育参観が行われました。年度末の忙しい時期にも拘わらず、今日も大勢の保護者の方々がいらしてくださり、時折ごま塩の塩のような丸い粒の雪が降る中、三輪車に乗ったり、かくれんぼやだるまさんがころんだなど外遊びをしたりしてくださいました。そんな中、T組のW君のお父さんはなぜか僕の薪割りに興味を示してくれたようで僕のところへやって来て、目を輝かせながら「園長先生おはようございます!私も昔したこと(薪割りを)があります。」と話しかけてくださったので「じゃあやってみますか?」と言って斧を渡し、玉切りした丸太を置くと「OK!どこを」と、どこに斧を振り下ろすといいか尋ねられるので「この辺り!」と示すと、早速狙いを定め斧を振り下ろすと思い通りに薪が割れ、それを見ていた子どもたちから「ダ○ィ!すご〜い」と声が上がるので益々やる気にスイッチが入ったようで準備した丸太を割ってくださいました。本当ならもう少し割っていただいてもよかったのですが、クラス活動の時間になってしまったらしくW君に「ダ○ィ!集まりだよ」と言われ「えっ!本当?」とガッカリしたような返事をして保育室へ戻ることになりました。このW君のダ○ィはT組の子どもたちに様々な好影響を与えてくださっていて、朝の挨拶が「グッ モーニン(good morning)」だったり、ありがとうが「センキュー(thank you)」だったりするのです。そして、主任のY先生によると、同じT組のSちゃんに「今日は誰が来てくれるの?」と聞いてみると「ダディは来ないけどママがくる」と返事が返ってきて思わず笑ってしまったのだとか・・・。幼いうちに外国語に自然に触れる環境があることの素晴らしさを再確認しました。
 さて、園庭や保育室での活動を終え、子どもたちが給食を食べている時間に保護者の方々にお集まりいただき、懇談の時間を作りました。そのためどちらのクラスからも担任一人ずつ参加したのですがH組のY先生は棒を飲んだかのように緊張していたらしく、思わず「大丈夫!?」と声をかけたくなるほど、表情がこわばり顔が青白くなっていましたが、こんな風に緊張することを繰り返し成長してくれることでしょう。2歳児の保育参観が終わりあとは1歳児と0歳児の保育参観を残すだけとなりました。担任の先生たちは僕にダメ出しされ訂正しなければならない経過報告のまとめや、当日の流れの確認と準備に緊張していること間違いないでしょう。しかし、先生たちが一生懸命書いた文章をしっかりとした文章を書けていない僕が「大丈夫!」と太鼓判を押すのではなく「大丈夫?」とダメ出しをしなければならないのはとても辛いことなのですが・・・。
2017年02月07日(火) No.1995 (園長日記)

No. PASS