保育日記

お休みの前に

今年の保育も明日一日を残すだけとなりました。先生たちは日々使っている保育室やランチルームやホールなどの掃除して新年を迎えるために、毎年この時期になると子どもたち（年齢によりますがほとんどの年齢で）と一緒に大掃除をしてくれます。僕は年末年始全くエンジンをかけることのないバスのバッテリーが上がってしまうのが心配なため（数年前実際にバッテーリーが上がってしまった経験があるので）バスを走らるかエンジンをしばらくかけっぱなしにしておこうと思っていました。しかし、せっかくなので、以前感染症でお休みする子どもたちが多く、予定していたと〇と〇の丘に行くことができなくなった2歳児のこども達を乗せて走ることを思いつき、急でしたが、昨日、2歳児クラスの先生たちに「もしよかったら、明日バスに乗ってどこか行きたいところに出かけない？」と誘ってみました。すると、園長のいつもながらの思いもよらぬ迷惑な提案に既に予定していた掃除をどうするか先生たちは戸惑い、顔を見合わせたものの「掃除は28日にできるのでお願いします！」という返事をしてくれたおかげで、今日は子どもたちを乗せて大河原に隣接する角田市に白鳥とH-Ⅱロケットを見にバスを走らせました。出発するまでは止んでいた雨が降りだしたものの、子どもたちは嬉しさの方が大きく雨のことなど全く気にすることなくバスに乗り込み、白鳥の飛来する沼でカモとたった一羽の白鳥に喜び歓声を上げていました。しかし、2歳児の子どもたちには、そもそも、どの鳥が白鳥でどの鳥がカモかわからないようでお昼寝後に主任のＹ先生に「今日バスに乗って何見てきたの？」と聞かれた数人の子どもたちが「カラス」「フラミンゴ」と答えていて大笑いをしました。確か沼にはカラスがいて「カーカー」鳴いていたのでそれが印象的だったのかもしれませんが、まさかフラミンゴが出てくるとは・・・。それにしても、白鳥やカモを知らない子どもたちがフラミンゴを知っている！？何とも不思議です。何はともあれ今日バスを走らせることができたので明日は僕も園舎内の掃除をお手伝いしたいと思います。

2016年12月27日（火） No.1970 (園長日記)

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