Diary

祈り


今年も残すところ1週間となりました。先週は日本はもとより、世界各地でクリスマスを祝い、サンタクロースがやってくることを楽しみに過ごされた方々が多かったことでしょう。そんなクリスマスから一夜明けた仙台駅などは煌びやかに輝いていた🎄クリスマスツリーが今年もあっという間に撤収され、新年を迎えるための飾りつけがされていました。そんな楽しい年末を過ごしている方がたくさんいる一方、新潟県糸魚川市では大規模火災が発生し、家(家財道具)や車、そしてこれまでの思い出が詰まったものなど全てを失ってしまい、失意のどん底にいる方々がおられます。また、遠いドイツのベルリンではクリスマスの準備のためにクリスマスマーケットを楽しむ方々をトラックが襲い、48人が負傷者し12名もの尊い命が失われるということが起きました。また、東日本大震災で津波被害を受け、東京電力福島第一原発事故の避難区域に指定された福島県大熊町では、行方不明の最後の1人となっていた当時小学1年生の木村汐凪(ゆうな)さん(7)の遺骨の一部が見つかったというニュースに胸が痛みました。そして、一年前の昨日12月25日は電通元社員だった高橋まつりさんが過酷労働が原因で自らの命を絶った日でした。そんなことを思うと自分たちや日本のことだけでなく、他人のため、世界の平和のために祈ることの大切さを改めて思わされ、今年最後になった今日の合同礼拝の時に、子どもたちと一緒に困っている方々争いの中にある方々を思いみんなで祈りをささげました。
2016年12月26日(月) No.1969 (園長日記)

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