Diary

本当に


今日は一年で昼の時間が一番短い「冬至」だったため、本当に夜明けが遅く、日が暮れるのも早く感じました。ただ、今朝保育園は濃い霧に包まれていたこともあり、なおさら夜明けが遅く感じたのかもしれませんが・・・。一方、日中は気温が上がり、本当に冬至とは思えない暖かさだったため縄跳びや鬼ごっこをして遊んでいた子どもたちの中にはTシャツで遊ぶ姿も見られたほどで、僕もこんなに気温が上昇するのならば、もう少し着るものを考えて出勤するべきだったと反省することになりました。ところで、今年も残りわずかとなり、子どもたちのこの一年の心身の成長を本当によく感じられる日々を過ごしています。と同時に我が園の子どもたちのユニークさと観察力の鋭さに感心させられることがたくさんあります。昨日のことです。ランチルームでいつものように給食を食べている5歳児の子どもたちのところにキャベツのスープをご馳走になったお礼を言いに行った時、M組のA君がランチルームの外を指差しながら「ねえ、園長先生、A君さあ、あそこに置いてある緑のお風呂に入りたいんだけど・・・!?」というのです。最初は一体何を言っているのかと思ったのですが、A君が「あのお船みたいなお風呂に入ったら、ゆらゆらして気持ちいいと思うんだよね!」と続けたので、それが非常階段の下に置いてあるバーベキューの炉としていただいたドラム缶のことだということがピンと来ました。しかし、季節は「冬至」まさに冬!そんな時にドラム缶風呂に入ること考えると暖かさよりも寒さばかり感じることとなり、最悪風邪をひいてしまうことになりかねません。しかし、A君は本当に入りたいらしく今朝登園するなり玄関先で「園長先生、あのさあ、昨日お話ししたお風呂いつ入るの?」と聞いてくるのです。確かに子どもたちが火を炊きドラム缶風呂に入るなんてことができたならば本当に楽しいでしょうし、間違いなく一生の思い出になるような気がします。とはいえど、「ドラム缶風呂」が「雪見風呂」に、なんてことになったら大変。A君は「裸んぼで入っても大丈夫」なんて言ってますが、もし実現するとしても人数のことも考えて「足湯」程度にとどめなければ・・・。
2016年12月21日(水) No.1967 (園長日記)

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