Diary

不思議なこと


今年度は何かと時間に追われることが多く、それに比例するかのように困り、悩み「助けて」と叫びたくなることがあります。それでも今のところ何とかかんとか大きなトラブルもなく過ごすことができています。それもこれも、困ったとき、悩んだときに不思議なことに必ず誰かが「助け手」として現れてくれているからなのです。例えば、夏、無理だと思っていた車掌車を購入することができるようになり、素人には絶対にできないことである車両の運搬とクレーン車での設置もあっという間に終わりました。そして錆を落とし、錆止めのペンキを塗って下さったのは卒園児のお父さんであり、普段園でお世話になっている車屋さんでした。その車屋さんは草を刈るための刈り払い機の調子が悪くなったとき、偶然にも来園し「どうしたの?調子が悪いなら見てあげるよ」と声を掛けてくれて、機会を会社に持ち帰り不具合の原因を確認し、メーカーに修理依頼までしてくれたのです。また、薪を作るのに四苦八苦していた時、園庭整備に来てくださったA造園さんがエンジン式の薪割り機を持って来てくださり、それをお借りしたことで、あっという間に薪を量産することができました。それだけではありません、子どもたちが楽しみにしている来週の「クリスマス祝会」に今年も白いひげを生やした赤い服を着た外国人がやって来てくれることになったものの通訳をどうしようか担当のW先生が悩んでいたのですが、これまた不思議なことに外国生活経験のあるⅯ学院女子大学のN先生から、その日、来園したいという連絡が入り通訳は確保できたようなもの。また、昨日は4歳児H組M君のお父さんから「園長先生、薪足りてますか?もしよかったら仕事場で薪になりそうな木が出たのでお持ちしますよ」と連絡があったり・・・。そして、何といっても先日のChristmas‐Marketでは先生たちが時間のない中、心を込めて様々な作品を準備してくれるなど、本当に常に誰かが「助け手」となってくれました。そして、今後もこのように困った時、神様が必ず「助け手」として支えてくれる誰かを与えてくださることでしょう。そのことを信じ、願い過ごしていきたいと思います。
2016年12月15日(木) No.1962 (園長日記)

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