保育日記

好きこそ物の上手なれ

昨日、教会に行くためいつものように仙台駅から電車に乗りました。日曜日ということもありどの車両もいつものことながら平日には考えられないほど空いています。そんな時は駅と駅の間隔がある区間で車掌さんが切符の確認や乗り越しのお客さんがいないか確認しにやってきます。ところが、昨日の車掌さんはそんなことは当たり前のことで、それどころかこれまで乗った中で一番といえる丁寧な車内アナウンス（案内）、そして、仙台駅から5つ目の無人駅では、停車した際、改札口の目の前に止まる車両へ移動したかと思うとホームに降り、下車したお客さんの切符の回収（確認）と料金の回収をしていました。こんな駅で下車する場合、悪いことをしようと思えば料金をごまかすなどもできるでしょうが、昨日の車掌さんにかかっては絶対無理。昨日も不満そうな表情で財布を広げ車掌さんと話しているお客さんがいましたのでもしかすると・・・。また、ある駅では電車を降りた電車好きと思われる1歳か2歳くらいの男の子に出発の際に優しく手を振ってくれていました。これまでこんな真面目な対応をする車掌さんを見たことはなかったこともあり驚くとともに好感を持ったのですが、この車掌さんは恐らく自分の仕事や電車が大好きで、誇りと責任をお持ちだからこそ、通り一辺倒の対応ではなくプラスアルファの接客ができるのでしょう。また、いつかこの車掌さんが乗務する電車に乗れることを楽しみにしたいと思います。
　さて、今日は来年度入所希望の子どもたちの面接の日でした。昨日仙台では3㎝ほどの積雪となるような寒い中、朝早くから大勢の親子がやってきてくださいました。そんな中には昨年度からずっと入園できず、待機児童となっていたお子さんもいて申し訳ない思いでした。一方、今年は例年とは違い、何としても第一光の子保育園に入れたいという思いで保育園を選んでくださった方が多かった気がします。その多くの方が園の環境（園庭・園舎・暖炉）がいいということで選ばれていましたが、複数の方が先生達の対応や笑顔、雰囲気が良かったと言ってくださったことが園長としてとても嬉しいことでした。とはいえ、今日お目にかかれた方がすべての入園とはならないことが現実で、調整の結果、第2第・3希望の園に入園するまたは、待機となってしまうお子さんが出てくることもあります。何とかしてみなさんが納得できるように今後、役場と町内の施設長で調整をしていきたいと思います。それにしても朝9時から夕方6時まで昼食を摂る時間もなくかかってしまった今日の面接、正直、終わった時の疲労感と何も言えないほどでした。

2016年12月12日（月） No.1959 (園長日記)

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