Diary

想像


今日はクリスマス礼拝当日に司会や奏楽を担当してくれる先生たちにも入ってもらい4・5歳児がページェントをする予定の日でした。このところ感染性胃腸炎が流行りこのところお休みしたり早退したりする子どもや先生たちが増えて来てきていたので担任は配役のことなどを心配していたのですが、なんと、5歳児Ⅿ組のN先生までもが体調を崩しお休みすることになってしまいました。そんなこともありM組には代替としてT先生が入ってくれることになり、M組とペアを組むH組のM先生とで今日のページェントをどのように進めるべきか話し合いをしました。しかし、M先生がお休みしている間に勝手に進めるのもどうかと頭を悩ませることとなり、苦肉の策として一緒に歌う曲を中心に歌ってみることになりました。そのため予定していた時間より早く保育室へ戻れることとなったのですが、劇の後半に登場する役の子どもたちがとても残念そうにしているので「もしよかったら園長先生がギター弾いてあげるけどページェントしてみる?」と聞いてみるとほとんどの子どもたちが「うん!」と返事をしてくれたので、余計なことと思いながらも以前M先生にもらっていた台本通りにページェントをしてみました。かなりショートカットしたこともあり劇の後半に登場する子どもたちも演ずることができました。もちろん、子どもたちが満足するようなものではなかったことは言うまでもないでしょうが、僕にとってはその短い時間が幼稚園で担任として子どもたちとページェントを作っていた時のような気分になりとても楽しい時間となりました。一方、お休みしていたM先生はきっと子どもたちのことを想像し、一日中気が気ではなかったことでしょう。しかし、今日の子どもたちの姿や歌声を見聞きし、クリスマス礼拝当日素敵なページェントになるであろうことを思い浮かべることができました。
2016年12月08日(木) No.1957 (園長日記)

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