Diary

頼まれなくとも


昨日に引き続き薪作りをしようと一輪車に斧を載せて園庭を歩いていると5歳児M組の子どもたちが「ねえ園長先生何するの?お手伝いしてあげる」と言って僕の後を追いかけてきて割った薪を運んでくれるというのです。昨日は軽トラック1台分運んだ薪を主任のY先生がランチルームの外に並べる手伝いをしてくれていると、降園するN組のMちゃん、卒園したお姉ちゃんのHちゃん、そして何とお母さんまでが手伝ってくれたお陰で本当に助かりました。丸太を切り、薪を作ることも簡単なことではないのかもしれませんが、割った大量の薪を運び、積み上げる作業が結構大変なのです。それなのに今日はM組の子どもたちがお願いしていないのに薪運びを手伝ってくれるというのです。そこで、子どもたちが薪を運び僕は必死に薪を作るという具合に役割分担をしたのですが、子どもたちが何人もいるため次々と薪が運ばれることになり、そのスピードに負けないように薪を作るのに必死でした。ところが、しばらくして「ねえ園長先生もう窓のところ(高さ)まで載せたから置くとこないよ」「ちょっと見に来て」と言われたので見に行ってみると、運ばれた薪が今にも崩れ落ちそうに積まれているではありませんか。その様子に「・・・」愕然としましたが、子どもたちのお陰でたくさんの薪を運んでもらったことはまちがいなく、崩れ落ちそうな薪は僕が積み直せばいいだけのこと。これからも「園長先生、お手伝いしてあげる」と言われたら喜んで手伝ってもらおうと思います。
2016年11月30日(水) No.1950 (園長日記)

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