Diary

目のやり場に困ってしまいました!?


昨日のKちゃんMちゃんと同じように、今日は2歳児H組のAちゃんのお誕生日だったためお母さんに来ていただきH組でお誕生会が行われました。いつもはお仕事に出かけるお母さんと一日保育園で一緒にいられる嬉しさと恥ずかしさが入り混じっているようで登園してきた時「おめでとう」と声をかけると照れくさそうな表情が見られました。午前中は歯科健診があり、多くの子どもたちが少々緊張している様子が伝わってきましたが、歯科検診の時も先生たちだけでなく、お母さんもいてくれたのでAちゃんは安心だったことでしょう。
 さて、全クラスの健診を終えられた先生と看護士さんに職員室でお茶をお出しし、健診結果を聞かせていただいている時、Aちゃんのクラスの子どもたちと3人の担任の先生たちが揃って職員室へやってきたのです。すると、アコーディオンを抱えたY先生が「今日はありがとうございました。そのお礼にプレゼントをお渡ししたいので・・・」という説明があり、続いてA先生から来週予定されている収穫感謝礼拝について説明があり、讃美歌を聞いていただいた後、一足早くさつまいもなどをお渡ししました。すると、診察している時の真剣な表情とは違う笑顔で「上手な歌をどうもありがとうございます。」と子どもたちに声をかけて下さったので、子どもたちは大満足して給食を食べるため保育室へ戻って行きました。その後しばらく先生から健診結果について説明がありお帰りになりました。そこでギターを持ってH組に行きAちゃんの誕生日をお祝いしてあげたのですが、happy-birthdayを歌い始めた時、トイレに行っていたK君が一緒にお祝いしてあげるため、慌ててトイレから出てきました。ところがその姿はといえば、下半身だけが生まれた時の姿!しかし、ズボンとパンツを一緒(一体に)に脱いでいて、しかもそのズボンが裏返しになっているためパンツを履こうとしてズボンを持ち上げるもパンツが取れないためどうしたらいいのかわからず、ついには諦めて床にズボンを置き、下半身裸のまま、みんなと一緒に嬉しそうに並び、AちゃんとAちゃんのお母さんの方を向いて笑顔で「ハッピバースデー トゥ ユー」を歌い出すのです。その姿はまるで小便小僧のようなのですが、この光景を見ても子どもたちは「ズボン履いたら!?」とか笑ったりする様子は全くなく平然と歌うのです。この衝撃的な光景に馴れないAちゃんのお母さんは目のやり場に困った様子でした。
 ところで、小便小僧の誕生には諸説あるようですが、有名な説がジュリアンといういたずらっ子が爆弾の導火線におしっこをかけて消し、町を救ったという伝説からの由来というものだそうです。悪童と呼ばれるほどのいたずらっ子でありながら、町を救った英雄であるジュリアン少年は「ジュリアン坊や」という愛称で今でも市民から親しまれているそうです。一方、K君は導火線の火を消すどころか、笑いの導火線に火をつけてくれたような気がします!こんな小便小僧が現れ、笑いが生まれるのは2歳児クラスまででしょう・・・。
2016年11月17日(木) No.1941 (園長日記)

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