Diary

保育園自慢


昨日は68年ぶりに月が最接近するというエクストラスーパームーンと言われる満月の日でしたが、日中の青空は夕方から曇り空に変わり、あいにく仙台ではその姿を見ることはできませんでした。そして、今日は園庭で「焼いも」をする予定でしたが、天気予報では曇りや雨の予報だったため、延期も考えなければなりませんでした。しかし子どもたちはこの日を楽しみに落ち葉や枝を拾い集め、昨日は新聞紙で芋を包み準備していたこともあり、先生たちは気が気ではなかったことと思います。ところが、今日の焼いもの担当、4歳児H組のM先生が晴れ女なのか、執念や思いが伝わったのか、雨が降る気配はなく、それどころか青空が見え汗ばむほどの天気になりました。そんなお天気の下、0歳児から5歳児まで全園児が園庭に集まり、大きな円をつくって礼拝を守り、火に気を付けることなどを確認したあと、いよいよ点火!すると、乾かしていた枝や落ち葉から煙が立ち上り、あっという間に熾火(おきび)ができ、アルミホイルに包まれたさつま芋が火の中に入れられました。それから焼きあがるまで好きなことをして遊んでいましたが、焼きあがりが気になるようで、多くの子どもたちが火が見えるところで過ごしていました。しばらくして待ちに待ったお芋が焼き上がり、各クラス園庭中央の遊具や丸太に座って食べる姿は絵本「11ぴきのねこ」シリーズや八木山動物公園のサル山を彷彿させるようで、なんとも微笑ましくほっこりさせられました。その一方でイモが焦げ付くことのないように、熱さや煙、髪の毛や服がきな臭くなることを厭わず火加減を調整してくれていた先生たちに頭が下がる思いでした。そんな先生たちのお陰で美味しく焼き上がった焼いものいくつかは、お迎えの方々のため玄関ホールで販売されましたが、あっという間に完売してしまいました。この売り上げは献金としてお献さげしたいと思います。もうすぐクリスマスですから・・・。

※焼き芋をしているとき、2家族が園の見学にお見えになってくださいました。その際、子どもたちがイキイキと過ごしている様子、広い園庭や園舎などをご覧になり、「のびのびしていていいですね」「園庭の遊具が素敵ですね」とお褒め?を頂きました。わずかな時間でしたがお子さんたちも園庭で遊び、焼いもをお裾分けしてもらい喜んでお帰りになりましたが、在園児たちが本当に自然に迎え入れてくれていることを感じ、園長として嬉しくなりました。これって親ばかということでしょうか・・・?
2016年11月15日(火) No.1939 (園長日記)

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