Diary

こだわり


昨日、NHKの大河ドラマの後、ニュースを挟み放送されたNHKスペシャルは、3年前に突然引退を宣言したアニメ映画監督「宮崎駿氏」が取り上げられました。これまで「ト◯ロ」「魔◯の宅◯便」「紅◯豚」「天◯の◯ラ◯ュ◯」「千◯千◯の◯隠◯」「も◯の◯姫」「崖◯上◯ポ◯ョ」など、世にたくさんのヒット作品を送り出しています。ご存知の方が多いかと思いますが、驚いたことに、その全てがCGではなく手描きにこだわり続けていました。ところが、そんな宮崎監督がCGを使った短編アニメを作るというのです。引退宣言した上にCGで作品を作るということですから、多くの方が完成を心待ちにしていることでしょう。たった50分の番組でしたが、薪ストーブやグランドピアノが置かれ、木製の窓、壁や床の色などセンスのいい事務所から、アニメファンでない僕であっても宮崎監督の作品に対する思いやこだわりを感じることができました。事務所の名前は「二馬力」というようですが、宮崎監督が事務所の名前と同じ「2CV(二馬力)」というフランスのC社の名車に乗っていることもこだわりのように感じられます。同じヨーロッパにありながら、ファッション、言葉、食、芸術、車など文化、全てが独特な印象を受ける「フランス」。その独自性は宮崎アニメと共通するような気がしました。
さて、こんなことを書いている僕は宮崎監督のような実績があるわけでもないのに、変なところに妙なこだわりのあるので、先生達には気難しいこだわりのある人間だと思われていることでしょう。結局は単なる変わり者ということなのですが・・・。そんな僕とは違い、いい意味でこだわりがありそうなのがT先生です。草刈りをする際、園行事で駐車場係をする際、車掌車を園庭に搬入する際など、その時々に応じた自前のコスチュームで仕事をしてくれたり、雨傘の持ち手が刀やライフルのようだったり・・・。そんなT先生が11月11日の「ポ◯キー」の日に先生達全員!?に、ポ◯キーを一袋ずつ準備してくれていたのです。先日の誕生日の時にはY先生がチョコレートをプレゼントしてくれましたが、改めて二人の女子力?に驚かされました。
2016年11月14日(月) No.1938 (園長日記)

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