Diary

将来が楽しみ


1歳児S組のK君は乗り物が大好きで保育園のバスや園庭に置かれたボロボロの車掌車にも興味津々。しかし、興味の対象はそれだけではないようで、職員室の棚に置かれている扇風機も大好き。どうやらくるくる回る(止まっていても)プロペラが気になるようで登降園の際、職員室をのぞき込みバイバイする時のように手を回し(振り)始めます。特に昨日の降園時は様々なことに夢中になり、なかなか帰りたがらず玄関ホール(一階ロビー)でひと遊び。そこで大好きな扇風機を職員室の入り口まで運びスイッチを入れてあげると目を輝かせ大喜び。そんなK君の嬉しそうな表情に僕も嬉しくなり、風を受けて回る折り紙の風車を作ってあげたところ「・・・」ビックリした様子。そんなK君の様子を優しく見守って下さっているお母さんに「プロペラが好きということはヘリコプターとかも好きなんですか?」とお聞きしてみると「そうなんです。ヘリコプターが飛んできた時もなんです」と手を回す仕草をして教えて下さいました。そこで、「じゃあ、将来はA〇Aに勤めるといいですね。A〇Aの前身はヘリコプター会社だったので、昔のマークはヘリコプターをデザインしてあるんですよ」なんて話をすることができました。ちなみに、そのヘリコプターを描いたのは、何とレオナルド・ダ・ビンチなのですが・・・。何を隠そう僕も幼いころ飛行機関係の仕事に興味があり、全〇空(A〇A)に勤務していた伯父に「飛行場で働きたい!」と訴えたことがありました。しかし「結構大変だよ」との一言に「じゃあやめる」と簡単に返事をしてしまったことがあり、そのころから諦めの速さが育っていたことを思わされます。しかし、1歳児のK君の人生はこれから!彼が就職するころまで生かしてもらえているかわかりませんが、K君には是非とも「A〇A」や「J〇L]に就職してもらい、飛行機に搭乗したとき、パイロットやキャビンアテンダントとして立派に育ったK君に出会ってみたいと思います。もしかすると、そのころの飛行機は今の乗り物はとは全く別物でパイロットが不要なんてことになっていることもあったりするのかもしれませんが・・・・。
2016年09月29日(木) No.1905 (園長日記)

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