Diary

秋の到来


仙台での朝5時、ついこの前まではすでに照り付ける太陽で明るくなっていましたが、このところたった数日の間に日の出が遅くなり、5時では薄暗い朝になってしまった気がします。そして夕方6時ころには日が暮れ暗くなり始めます。また懸命に鳴いていたセミの声が秋の虫へと変わり、園庭のひまわりも種を実らせたのでしょう重くなった頭をもたげはじめました。そして園舎の入り口から見える栗の木に実った毬(いが)も大きくなっているので間もなく割れて実を落としてくれることでしょう。
 さて、このような自然現象に限らず季節の移り変わりを否応なしに感じさせられるのが、9月に入り変えられた掲示板のディスプレーです。今月は枝や落ち葉で作られたトンボなどが飾られているのですが、そのような飾りつけに秋の到来を感じます。それだけではありません。今朝出勤した時にはなかった大きな栗の実とススキが玄関を入ってすぐの玄関ホールにいつの間にか飾られているではありませんか!間違いなく職員の誰かがみんなに季節を感じて欲しいとの思いから飾ってくれたのだと思うのですが、この日記を書いている今現在では誰がこんな粋なはからいをしてくれたのか判明していません。この栗とススキのお陰で秋を迎え物悲しくなる中、心が温まる出来事となりました。一方、今日の日中の気温と湿度は秋が来たとは思えないほどだったため、去りゆく夏に寂しさを感じつつも乾燥した風(季節)だけは少し早く来て欲しいと思うのでした。全くもって勝手なものです・・・。
2016年09月05日(月) No.1889 (園長日記)

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