保育日記

食欲の秋

暦の上では秋になったというのに日中の気温は30℃を超え、一向に涼しくなる気配が感じられず、少し体を動かしただけで汗が流れてしまいます。こう暑い日が連日続くと食欲が落ちてしまうこともあるかと思いますが、保育園のカメは食欲減退どころか、反対に益々食欲が増し直径4～5㎜、長さ1㎝くらいの餌を与えるとものすごい勢いで食べ（ほとんど丸呑み）てしまいます。その影響なのかここ数日の間で甲羅が次々に剥がれるようになり、また大きくなっていることが実証されています。しかし、毎日見ていると大きくなっているのかどうか気づかないもの。ところが、ちょうどいいタイミングで今日の夕方、昨年度卒園し一年生になった元N組の子どもたち女の子数人がやってきて数か月ぶりに対面したカメを見て「うわ～！大きくなってる」と驚いていたところを見るとやっぱり間違いなく成長しているということなのでしょう。最近オリンピックのニュースが新聞紙面を占めていたためか、あまり目立っていなかったものの時々民家の近くや山で人間と出くわし話題になるクマもカメ以上にこれから冬に向けてどんぐりやブナの実を食べ栄養を蓄える食欲の秋を迎えることでしょう。そして彼らと同じように僕も今年の暑い夏でも食欲が落ちることなくそのまま秋を迎え栄養をしっかりと蓄えたクマのようになってしまいそうで心配です。そうならないためにも冬に向けて薪ストーブ用の薪割り作業を再開しなければ・・・。

2016年08月26日（金） No.1883 (園長日記)

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