保育日記

そう？！

今日は事務のHさんが休みの上、主任のY先生は代休や指定休を取っている先生の代わりに保育に入るということもあり、いつもならば三人で食べている給食を職員室で一人で食べることになります。しかし、美味しい給食であってもたった一人で食べても味気ないものとなってしまいます。そこで、ちょうど来客の予定もなく比較的電話も少なかったので子どもたちと一緒に給食を食べるべく子機とメモと箸やスプーンを持ってランチルームへ行き4歳児A組の子どもたちのテーブルに混ぜてもらうことにしました。子どもたちは予期せぬ出来事を受け入れ歓迎してくれて「ねえ、園長先生、どうして今日はランチルームで食べるの？」とか「どうして園長先生のスプーンはスコップなの？」と次々に質問してきます。そうかと思えば今度は別なテーブルで食べていた子どもたちが「明日もランチルームで食べるの？」とか「一緒に食べたかった」と話しかけてくれてなんとも幸せな時間となりました。一方、中にはただただ僕にぶつかってくることや膝に登る（座る）ことで自己アピールする子どもたちもいたのですが、今日の給食は夏野菜のカレーライスだったこともあり子どもたちの口の周りに付いていたカレーやご飯粒が僕のTシャツ（背中）についていたようです。しかし、自分では気づくはずもないカレーの染みを5歳児N組のK君が気付いてくれて「園長先生、カレーついてるよ」と言って背中についていた小さな野菜（おそらく玉ねぎ）を取って捨ててくれました。
　さて、多くの子どもたちがいつもは職員室で給食を食べている僕がなぜランチルームで食べるのかとか持ち物に興味を示す中、数人の子どもたちが「ねえ、園長先生どうして黒いの（日焼けしてるのの意）？」と別なことに興味を示すのですから笑ってしまします。自分ではさほど黒いとは思っていないので「そう？！」と返事をするのですが「うん！ほら僕より黒いよ」と言われてしまいます。確かに保護者の方や先日来お訪ねした園の園長先生たちにも「先生ずいぶんきれいに焼けてますね！」とか「何かスポーツしてるんですっけ？」と聞かれることも・・・。しかし、決して遊び呆けて日焼けしているのではないことを信じていただけていればいいのですが。

2016年08月24日（水） No.1881 (園長日記)

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